掌動-XX仮面ライダー3・仮面ライダーキバ・キバフォーム

『覚醒（ウェイクアップ）！運命の鎖を解き放て！！』

食玩「SHODOシリーズ」のレビューは全て終わったはず・・・と思っていたら、
「掌動-XX仮面ライダー3」のキバ2種レビューがまだでした。
遅ればせながらレビュー開始。まずは基本のキバフォームから。

「ファンガイア」と人間の血を引く「紅 渡」が「王の鎧」を纏った姿。
その体は拘束具「カテナ」で封印されている。全身の封印を解かれた際には
「闇の鎧＝ダークキバ」すら凌ぐ強力な力を発揮する。

昨今の原材料費や人件費高騰のあおりで過去作より塗装箇所が減ってしまった
「掌動-XX仮面ライダー3」。キバフォームの場合はキバットバットの一部含む
ベルト周りと膝の塗装がオミットされてます。
その為元々無塗装だった太腿部分と合わせ、下半身の黒い箇所が増えて
かなり寂しいことに。相変わらず造形は細かいのですが。

塗装が寂しい一方、可動域は過去作より大幅に上昇。
掌動由来の最新式可働で腕周りと股関節の可動が抜群に広いです。
キバの基本姿勢は腰を落とした姿勢が多いので
足回りの可動域の広さはありがたい。

脚を大きく振り上げる「ダークネスムーンブレイク」のポーズも
今作では再現可能。これは素晴らしい。

差し換え手首にはお馴染みの指を立てたポーズ手も入っています。
その代りに、

過去作では同梱されていた、「カテナ」が外され
「ヘルズゲート」が解放された状態の右足が
「拡張パーツセット」行きになってます。
しかも塗装塗り分け箇所まで減って見た目が寂しいことに。

それでも必殺の「ダークネスムーンブレイク」再現の為には
やはり手に入れておきたい。差し替えは右足の膝から下を
引き抜いて行います。
余談ですが過去弾も同じ方法で取り換えが可能。
大きさもほぼ一緒なので過去弾の右足を
そのまま取り付ける事もできるらしい。
 

（一言）

塗装箇所の減少が残念ですが、
そこは可動してこそ意味のあるアクションフィギュア。
可動の大幅強化は大変魅力的です。
入手できればもう過去作には戻れませんね。
それはそれとして、気にになる点が別に一つ。
同弾の掌動イクサ同様、ベルト横のフエッスルが外れやすくて困ります。
なんなら接着してしまっても良いかもしれない。